【泰明小学校問題】アルマーニ制服問題の発端は校長先生の暴走?一部賛成の意見も。教育の差別化に繋がる?

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東京の銀座にある泰明小学校で今年からイタリアの高級ブランドのアルマーニの制服を

採用する事になった件は世間から一斉に注目を浴びましたよね。

公立の小学校でありながらアルマーニの制服を採用するという事はやはり、土地柄のせい

なのでしょうか。。。

一般的な公立小学校を卒業している身としては到底理解ができないですが、、、

今回はその一連の騒動の真相に迫ってみたいと思います。

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泰明小学校は歴史ある伝統校

 

泰明小学校の創立は1878年(明治11年)で、今年で開校140周年を迎える歴史ある伝統校です。

過去には朝丘雪路(女優、タレント、歌手)、島崎藤村(詩人、小説家)といった著名人も輩出しています。

みゆき通り(有楽町から銀座に抜ける晴海通りと並行した通り)に面していて、

「フランス門」と称される正門といかにも格式の高いと言わんばかりの建物が一際目を引く外観が印象的です。

まるで中世ヨーロッパの洋館といった感じもします。

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きっかけは児童の親御さんからの懸念

そんな伝統ある小学校で、今年入学する新入生からアルマーニを学校が指定する制服として採用されることが決定されました。

問題が表沙汰として上がったのは、児童の親御さんからの懸念が複数上がったことによるものと言われています。

銀座にある小学校に通うということは、アルマーニくらいの制服を着用する事は

むしろ自然な事で、今回のような親御さんからの懸念が上がる事は無いかと思っていましたが、

実際は少し事情が違うようです。

というのも在校の86%が校区外からの通学する生徒さんだからです。

必ずしも銀座生まれ、銀座育ちの生徒さんというわけでは無く、割と一般人の考えに

近い親御さん達がいるという事が分かります。

とはいえ、この生徒さん達は厳しいお受験戦争に勝ち抜いてきた精鋭たちです。

一般の公立小学校に通う生徒さんとは差別化をしたいと考える親御さんも一部いるのも事実のようです。(後の章で触れます。)

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制服一式を揃えると一般的な私立校の約4倍?

泰明小学校が指定するアルマーニの制服はジャケット、ズボン(スカート)、シャツ(ブラウス)、防止のセットとなっているようです。

この一式を揃えるだけでまず、4万円かかるそうです。

更にこれに加えて指定するカバン、ベスト、セーター、靴下などの小学校側が指定するグッズを揃えると、

なんと、、、総額8万円を超えるといいます!

これは一般的な私立校の約4倍(2万円くらい)の費用がかかるそうです。

6年も在学するわけですから、成長に合わせて何度か新調することを考えると実際は更に費用がかかるということになります。

サラリーマンの服装よりも高いですよね。。

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専門家はどう考える?

子供の教育に詳しい教育専門家によると、

「アルマーニでないといけない理由がしっかりと説明されていたかが焦点になります。」

「小学校での教育指導内容や方針などを充実させた上で、機能性に優れた制服を採用したい。

それにより、子供の自らを律することや姿勢が強化される」

などの親御さんがしっかりと納得できる説明があったのか?

という点がポイントになると説明しています。

問題の発端は和田校長の暴走?

2018年2月9日に泰明小学校の和田校長は記者会見を行いました。

それによると、「アルマーニ制服の値段は決して安くないが、当校の保護者であれば、問題なく出せるであろう」

という発言がありました。

他にはイギリスブランドのバーバリーやフランスブランドのシャネルなどにも打診を行って

いたそうですが、和田校長の一存でアルマーニに決定したようです。

最終的には中央区の教育委員会もそれを了承したといいます。

とはいえ、経済的な負担や説明不足を指摘する声が相次いだようで、

教育委員会は会見で、

「学校や保護者で議論が尽くされていなかったと言わざるを得ない」として、

中央区の教育長も「校長への指導や監督が不足していた」と反省する一幕もありました。

今回の問題の発端は和田校長の暴走によるものということがこれで分かります。

決して悪意は無かったのだと思いますが、あまりにも常軌を逸した行動であったと言わざるを得ませんね。

アルマーニ制服の採用に賛成意見もある

アルマーニ制服の採用に反対の意見が多数の中、一部の親御さんからは賛成の意見も上がっているようです。

とある生徒さんの親御さんは、

「比較的裕福な家庭の子が多く通う小学校ですので、アルマーニ制服の採用は子供に

自信をつける良い機会になると思います。」と語ります。

今年入学する1年生は60人いるそうですが、そのうちの約8割は既にアルマーニ制服の

購入を済ませているようです。

まとめ

こうした賛成派がいる背景で、しぶしぶ購入している家庭もいると思います。

この問題に対して、菅官房長官も定例会見の中で以下のように触れています。

「負担が過剰にならないように留意する事は常識だ」

これは当然のことであると思います。

というのも、本来、義務教育は無償で提供されることが憲法(第26条)でも記されています。

ましてや泰明小学校は公立の小学校です。

親御さんへの過度な費用負担を強いる事で、教育のレベルに格差が生じる事にもなり、

義務教育の公平な提供にも支障が出てしまう事だと思います。

個人的には、見た目だけで他と差別化を図ろうとする動きには反対です。

小学生の頃から人間としての価値や本質を正しく理解させるためにも外見よりも

「中身」の教育に徹して欲しいと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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