【ワークスタイル】大きく変わりつつある「働き方改革」 2018年はどこへ向かう?

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急激にクローズアップされている「働き方改革」という言葉。

少子高齢化による絶対就業人口数の低下の影響で、各企業・団体では思うように人材の採用が進まないとの声が急増しています。こうした動きを受け、企業などでは就業環境を整備し、少しでも離職を抑止させることで従業員を確保するという動きに転じつつあるようです。

様々なシーンで活躍するロボットや、RPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)なる言葉も登場し、人に成り代わって多くの業務シーンを自動化する動きが加速しているにも関わらず、何故ここまでして従業員の気持ちに配慮した動きを各企業が足場み揃えて取り組んでいるのでしょうか?ファミレスのロイヤルホスト、定食屋の大戸屋、大手百貨店の三越伊勢丹などは正月休業を発表しています(一部添付を除く)。日立グループなどは従業員の健康管理をスマホで行う試みなども発表しています。この「働き方改革」という動きはどこまで進んでいき、どこを目指すのでしょうか?

24時間営業が主流の時代は終焉

2005から2006年、マクドナルドを中心に24時間営業&低価格商品化という流れが生まれました。マクドナルドは2005年に約200店舗で24時間営業を開始、その後、2012年には約1、850店舗にまで拡大しました。しかし、これをピークに縮小化、2016年秋には約800店舗と、半減以下になっています。

2011年の東日本大震災などを経て、原発停止、節電の動きが全国的に始まり、サービスを提供する事業者を取り巻く背景が大きく変わってきたことが大きな要因かも知れませんが、時間の使い方を変えざるを得なくなった訳ですから、他で生産性をあげるしかないとの流れはある種当然です。戦後の復興時に日本に課せられた使命のような、新たな成長の為のスタート地点に立ったのはこの時期だったのかも知れません。

訪日外国人と外国人労働者の急増

ニュースで多く報じられているのは2020年東京オリンピックに向けての外国人観光客誘致です。訪日観光客は政府の訪日客2,000万人計画を数年前倒しの勢いで進んでいます。2016年には2,500万人に迫る勢い、そして、2017年は10月時点で既に2,370万人と、12月末では確実に2,500万人を突破し、3,000万人に相当迫ったものと見られています。

しかし、増えているのは訪日観光客だけではなく、外国人労働者も急増傾向にあります。

少し古いデータですが、厚生労働省によれば、2016年10月時点で届け出ている外国人労働者は約109万人、前年比で20万人近く増加したとのことです。

日本の人口は2016年 出生98万人に対し、死亡が130万人、つまり、年間40万人近くの人口減となりますが、単純計算ではこの約半数を外国人労働者が補っている計算になります。しかも、亡くなる方の多くは高齢者、流入してくるのは現役の外国人労働者です。つまり、就業人口だけ見ればむしろ上がっている増えているのではないかとも言えます。

勿論、外国人労働者には高いハードルがあります。言語や習慣の壁です。しかし、牛丼チェーンの代表格「吉野家」をはじめ、多くのサービス業において既に外国人労働者が活躍するシーンは誰しも目にしている光景であり、既に日本に定着しつつあるのもまた事実です。就業人口だけ考えれば当面は問題なし、しかし、将来は、今の構図は一時的なものであり、このままでは新たな未来は築けないと考えた方が良いのかも知れません。

「働き方改革」の必要性

ボーダーレスが進んだ社会においては、差し当たっては「特に改革の必要はない」ように感じる話がいくつもあります。労働者が確保できないという声とは裏腹に、副業解禁の企業も増えるなど、多くの矛盾もあるのですから。

しかし、このように見てしまうのは近視眼的、つまり「人の成長」という観点から見ると、新たな壮大なテーマが与えられていることに気づいていないと言えるのかも知れません。ボーダーレスにより世界各国の人口構成も大きく変わり、人工知能の発達などにより言葉の壁も低くなりつつある今、グローバルな発想への転換という言葉だけの意識ではなく、生き方を根本的に見直していかなければ今以上豊かにはなることは難しいというメッセージと思うべきなのかも知れません。

自動運転技術の進歩などは良い例で、車が勝手に安全運転をしてくれるのであれば、交通事故が減るばかりか、車内で一家団欒、宴会なんて光景も浮かんできます。毎年問題になっている「飲酒運転取締り」という行為も無くなる日が来るかも知れません。

「働き方改革」の市場は3年後で2.6兆円、今後5年間で市場は40%以上伸びると予想されています。貴方の所属する会社、団体にこの動きがないようであれば、あなたが仕掛け人になってみてはいかがですか?

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